こんにちわ!営業・施工管理の青山です。
先日、日ごろお世話になっているお客様のお宅の床下に、防蟻・白蟻駆除の職人と潜って点検させていただく機会がありましたので、事案を紹介させていただきたいと思います。
床下に潜って真っ先に、職人さんから、
「あー、これは白蟻いるね!うじゃうじゃ」と・・・
どうしてすぐわかったのか尋ねると、
↑のように、蟻の通り道、いわゆる「蟻道」が多々見受けられたのだとのこと。
床下をくまなく確認してもらったところ、この蟻道だらけでした。
点検の際は白蟻自体の姿は見受けられませんでしたが、これは危ない、と、防蟻・白蟻駆除の御見積を出させていただき、急遽工事をすることに。
↑白蟻に食われた影響で、筋違いの下端が腐敗してしまっておりました。
↑白蟻の侵入経路としては、基礎の立上りの継ぎ目から基礎を伝って土台の方に登っていったと思われます。(蟻道のルートからしても)
その為、今回、基礎の継ぎ目にも防蟻材を大量に散布してもらいました。
断熱材・柱も食われており、一部腐敗が見受けられました。
こちらの箇所にも大量に防蟻材を散布し、腐敗部をほじくると白蟻がうじゃうじゃ出てきた為、すべて駆除しました。
今回このタイミングで発見となりましたが、本来は、「白蟻駆除」ではなく、「防蟻処理」として床下に潜り、防蟻材を各所散布したいのです。
というのも、今回白蟻に食われてしまっている筋交い・柱・断熱材ですが、いざ交換する、となると内壁・外壁全てが絡むため、とても高額の工事となります。
そうならない為にも、事前に防蟻処理を施し、白蟻の侵入・腐食を防ぐ必要があるのです。
いかにいいお家でも、構造がしっかりとした造りでも、白蟻にとってはかっこうの餌なのです。
目安としては、5~6年に一度点検し、場合によっては防蟻処理を施す必要があります。
今一度ご自宅の床下事情を見直していただき、
この記事をみて、気になるなぁ・・と思った方はぜひ一度当社に点検のご依頼のお電話を!
※点検自体は無料です。