翔工務店の高気密・高断熱 ShoW

近頃住宅業界では

高気密だの高断熱だの騒がれておいります

SDGSとか環境問題・地球温暖化なんかが問題になり住宅の性能も寿命も

上げて行こうとなってます。日本の住宅30年アメリカ100年とか言われてます

ほんとかよって感じも有りますが、そもそも日本は高温多湿で土台が違いすぎです

その断熱性能等級が2022年10月から、これまでの最高等級5から7に

引き上げられるということで注目・話題になってます。

下記の表が断熱性能を表す指標として、住宅性能表示制度の「断熱性能等級」があります

築10年以上まえの建物は建売はじめ、ほとんどが等級3と思われます

とは言え検査のレベルも職人のモラルも僕が大工見習で入った時代

約30年前は施工レベルはともかく断熱の知識・正しい施工方法も曖昧な時代でした

検査・管理が甘い会社では断熱材が梱包のまま天井裏に投げ込まれているのを見た気が。。。

恐ろしい・・・石油ストーブをガンガン炊いてもスース―外部へぬけていきます

翔工務店では監督・職人に断熱施工実技研修会に行かせました。日曜でしたので少し反感有りまし

たが、そこは研修会での自身スキルアップと共にお客さん満足、建物性能アップです。

等級7暖冷房にかかる一次エネルギー消費量をおおむね40%削減可能。
等級6暖冷房にかかる一次エネルギー消費量をおおむね30%削減可能。
等級5断熱性能等級より上位の「ZEH基準」相当が断熱性能等級5になる。断熱材や窓ガラスなどは、断熱性能等級4以上に高いレベルの断熱が必要。
等級41999年制定。「次世代省エネ基準」といわれ、壁や添乗だけでなく、開口部(窓や玄関ドア)なども断熱が必要。
等級31992年制定。通称「新省エネ基準」といわれ、一定レベルの省エネ性能を確保。
等級21980年制定。かなり以前の基準なので省エネのレベルは高くない。
等級1上記以外

と基準は基準で大切なのですが、断熱レベルを上げるとなると

気密レベルも上げなければ、ストーブ暖気はガンガン外へ外へ

で色々考えたのですが

リクシルSWは素晴らしい高気密・高断熱・35年間無結露保証!・高コスト!さすが大手リクシル

https://www.lixil.co.jp/support/warranty/sw/

↑リクシル35年保証

そうなんです昨今の建築コスト高も相成って良い物ですが、高いです。世の中当たり前

良い物は高い 100円ショップは100円のもの タオルは今治 今治は高い 常識です

しかしそれでも家の性能を上げていく事は中小工務店も至上命令です

そこでSWまでは行かずとも既成の商品組み合わせと創意工夫と有識者の意見・工法を色々聞いて

出来ました。リクシルスーパーウォール(略してSW工法)を翔工務店工法として

ショウスーパーウォール(略してShow工法)!!

写真.1.2枚目

屋根の垂木の下にアルミフォイルの様なギンギラ面を屋根面に向けタイペックシルバーを取り付け

ております。これは屋根と建物間の通気層として外壁通気層から屋根通気層、屋根の棟換気へと空

気を流します。気流が生じている事により熱の循環、構造材への悪影響を抑えます

https://www.tyvek.co.jp/construction/product/silver/

↑タイペックシルバー

写真.3.4枚目

タイペックの隙間に入り込まない様にしっかりと張ってウレタン吹付です

現場は行っている時はウレタン吹付嫌いでした。掃除していくとは言え吹付のカスがふわふわ

うろうろ現場に残り、さらに専門業者施工の為、その日は1日開けなければなりません。

休みの保証も無し!暇だからパチンコ行く!もちろん負ける!マイナスじゃん・・・

ですが、職人から工務店経営となると話は違います。ただ解体屋さんと話すとこれ解体時には

相当な金額になるよ・・・それはそうですよね 発砲スチロールみたいなの何袋でる?しかも

手作業で引っ付いているウレタンを取る取る取る・・・何日かかるんじゃ!

で、だからタイペックシルバーを屋根垂木面に張り付けて通気層を確保しつつ解体時には

シートごと外してしまう。まさに一石二鳥!

https://www.foamlite.jp/lp02/?gclid=CjwKCAiAmsurBhBvEiwA6e-WPPxVA7ba6XV0i3LlbX94F_m6rYUsF27BC4aeKpPefLCv-LuXmRmc5hoCsE4QAvD_BwE

↑フォームライトSL-100

写真.5.6枚目

壁断熱にA種押出法ポリスチレン保温板3種をまず外部ベニヤ面に50mmを貼り付けます

木は多少曲がっているので、若干の隙間を開け施工しスキマにはウレタンフォームのアワアワを吹

き付けます。さらに手前55mmの間にロックウール断熱材50をこの組み合わせ計算上ですが、断

熱の数値が良いんです。外皮の平均熱貫流率 0.46( UA値 )断熱性能等級6でした。

この後は気密測定をします。今回は長かったのでここまで