走ることについて語るときに僕が語ること

どこかで聞いたタイトルですが、僕が走り始めてかれこれ10年以上になります。走り始めた理由はジムが混んできたから。ちょうど団塊の世代の人たちが大量定年退職してジムに通い始めたので、それが嫌になってジムを辞めました(団塊の世代の人たちには何の恨みもありません)。さてジムを辞めてどうするか…と考えた末、走る事に決めました。またまたちょうどタイミングというかジョギングブームというか、波がやってきてマラソンのエントリーもままならなくり、いまだにマラソン大会には出たことがありません。
 走り始めた当初は時間を短くすることに専念していましたが、いまでは(歳も取ったので)時間勝負ではなく、いかに同じペースを維持して走れるかに重点を置いています。ジムでエアロビをやってたおかげで心肺能力は向上していたので、心臓が躍る事はありません(徐脈気味です)。ただ膝がたまに痛くなる(特に冬場は)、ストレッチをしっかりしないと肉離れを起こす事があるので、カラダをいたわりながら走ることになります。
 定年退職前は都内に電車で通勤していたので、駅や会社(7階にありました)ではエレベーター、エスカレーターは使わず階段を駆け上がる。駅と会社・自宅間は歩く生活をしていたので、1日に5キロ歩いて階段は15階以上昇り降りをする日々でした。いまでは自宅と会社の間が片道700mしかないので、1日に2キロも歩かない日があります。これでは衰えますよね、なのでこまめに走りたい!とは思うのですが、これがまたなかなかできる事ではありません。天気悪いしな、とか気分が乗らないとか…。ま、無理にやっても楽しくないので、「走りたいときに走るでいいじゃないか」と自分に言い聞かせて走ることにしています。
 以前は10~15キロくらい走っていたのですが、ここのところ気分の乗らなかったので7キロくらいしか走っていませんでした。けど7キロくらいだとあまり疲労感(達成感)ないしでまた11キロ走る事にしました。久しぶりだったのでなかなかいい感じの疲労感でした。やっぱこのくらい走ると御飯がおいしいですね。と言うわけで、これからは11キロペースで走っていきたいなと思っています。(夏の暑い時期は無理かもだけど)

井上