国内大手メーカーが相次いで製品を市場投入して、やっと本格的な普及が見えてきたLED照明。LED照明は寿命が長いだけに、市場でトップ・ベンダーの座を築くために各社気炎を上げている様です。
パナソニック電工はかなり前のジャパンホームショーから専用のブースを設けるなどして力を入れていた様ですが、その当時のLED照明の光の質は住宅に使える様なものではなく、販売されているものはかなり高価であったと記憶しています。
最近の大手照明器具メーカーカタログにはLED照明が多く採用される様になり価格も下がり実用的なものがたくさん出て来ました。費用対効果でみた場合の省エネの恩恵ではLED照明が太陽電池と比べても勝ると思います。
LED電球は光の直進性は高いのでスポットやダウンライトなどの直下は明るく直射には向くかと思いますが、拡散性においては少し劣るので工夫が必要で、メーカーの反射や拡散の研究開発に期待するところです。実売価格は電球モデルで2000円前後。最近では600円ぐらいの安価な物も出て来ています。最近の照明器具はミニクリプトン球が多いのですが、実売価格がまだまだお高い様ですね。。。
白熱球とLEDの比較
(白熱球) (LED)
・特性・ 発熱量 大 → → → 低発熱 点灯後すぐ明るい
・寿命・ 1500時間 →(27倍)→ 40000時間
・電力・ 90W →(85%減)→ 13W